次回ライブの新型コロナウイルス対策について

7月11日、12日の私のソロプロジェクトの新型コロナウイルス対策についてです。
皆様に安心して楽しんでいただく上でこういう説明は真摯にしていくべきだと思いiPadを立ち上げました。

まずは今回の主催者である私の新型コロナウイルスへの認識から話させてください。
コロナウイルスは飛沫が喉や鼻などの粘膜から感染し、10人に1人の確率で重篤な肺炎となり、有効な治療法、治療薬、ワクチンなどはまだ確立されてないという認識です。
感染経路としては感染者と一緒にいるだけで感染するというものではなく、感染者の飛沫が付着したら感染するというわけでもなく、直接、または間接的にウイルスを粘膜に付着させたときに感染する可能性があるというものです。
飛沫といってもエアロゾルなんとかといったように、目に見えない大きさで長く漂う飛沫からも感染の可能性があるということなので、こういった意味では一緒に長時間いるだけで感染のリスクがゼロとは言えません。
しかしながら基本的にはコロナウイルスなので体が持っている抵抗力である程度跳ね返すことが出来ます。
そして最初の方に書きましたが治療法が無いとはいえ、9割近い人はインフルエンザかそれ以下の症状で終わるということです。

この上で政府の発表や、論文を基にしたような「信頼度が高く、情報強度の高そうな情報」を集めて総合的に出した私なりの結論なのですが、

新型コロナウイルスの感染リスクがゼロなイベントを組むのは無理じゃん

ということです。

はい、ゼロです。
「対策は万全です!」とは言えたとしても「絶対感染リスクないレベルの100点の対策をしてます」とは絶対に言えません。
だってそういう意味では新型コロナウイルスはただの風邪ですから。
もう一度言います。
新型コロナウイルスも風邪もコロナウイルスです。
近代医学が束になって研究しても風邪の根本的な撲滅には至ってません。
私なんか毎年毎シーズン、体の調子が悪い時は毎月風邪をひきますよ。
そんななか人との接触を防ぐことでコロナウイルスの感染を防ぐことなんて不可能です。

じゃあ、まだ自粛すべきでは?

緊急事態宣言が出ている頃はそう思ってました。
実際に新作公演は延期しましたし、あの期間は稽古もやってないです。
しかし政府は宣言解除を発表し「新しい生活様式」を導入することを求めてきました。
この自粛期間で獲得した色々な生活提案を受け入れつつしばらくは新型コロナウイルスというただの(有効な治療法、治療薬、ワクチンなどが確立されてなくて感染したら10人に1人が重篤な肺炎になってしまう)風邪と共存していかなければならないということです。
そのような中で劇場公演やイベント産業は大きなパラダイムシフトを迫られています。
ソーシャルディスタンスを保てば収容人数は減らさないといけない。
売り上げを確保しようとするならば値段を倍にしないといけないけどそれは流石に現実的ではない。

じゃあ収束したらチケット価格を半額にしろというのでしょうか。

そんなの無理なことくらいは感情的に分かってもらえるはずです。


ですから。


感染対策は諦めます。100%感染しないイベントは不可能です。


ここからスタートさせました。

しばらくはこの感染のリスクと共存することを受け入れないといけないと思います。

もちろん出来る限りの感染対策はします。


関わっている東温アートヴィレッジセンターのガイドラインにも準拠しながら


90分に1回の換気の徹底


これは上演時間は90分ないので開演まで換気をし終了次第また窓を開けることで対応します。


お客様、スタッフの上演中のマスクもしくはフェイスガードの着用徹底


個人的には飛沫を防ぐ意味ではフェイスガードよりもマスクの方が効果があるのではないかと思っています。

ついつい手で顔より上を触りたくなった時などもウイルスの付着した指の接触を防ぐ効果もあるでしょうし。

ただ、目からの感染リスクもゼロじゃないでしょうし、とにかく直接飛沫を浴びる状況を避ける目的の何かを着用してもらいます。


入場前にアルコールを使った消毒、検温


正直これに関してはホントに意味あるのかなって思ってます

アルコール消毒よりも石鹸で洗ったほうが手指のウイルスは除去されるでしょうし「とどめの一撃」である以上、石鹸で手を洗うことをお願いした上での実施ということになると思います。

検温に関しては今の段階で分かっているだけでも1番感染を拡大させているのは無症状のウイルス保有者が活動することによる感染爆発が多い以上、そりゃ熱が出たらダメに決まってますがそれだけでイベント参加者の感染のリスクをゼロに出来るとは言えないと思います。

しかしだからと言ってこういったリスクを無視して少しでも安心して楽しむことは出来ないと思います。


さぁここまではどこの公演、イベントでもやっていると思います。


何度もお話しするようにこの対策で100%安全なんてことは絶対にありません。

だからこそここからが大切です。


私のイベントでは感染対策ではなく感染拡大防止対策に重点を置きます。


感染者が出るかもしれない。

しかし、それだけで日本が愛媛がパニックになるわけではありません。


感染経路が不明で必要な人に必要な検査、治療ができない。

医療ラインがパンクしたり機能不全に陥り本来助かるはずであった他の疾病に対してのリソースが奪われる


このようなことが起こるからあれだけみんなで頑張ってきたわけです。


感染は防げなくても感染爆発は防げるのではないか。


ということで以下このような対策を追加します。


来場者、スタッフ、出演者などイベントに参加した人全員の個人情報(氏名、当日可能な電話番号、住所)を管理します。


当日来場までに記入していただくか、厚生労働省が公開している新型コロナウイルス接触確認アプリをインストールしている画面を提示してもらうことを必須とします。


加えて


感染者が出た場合、公的機関にその情報を提出することを了承していただきます。


それ以外では公演宣伝はがきを送ることはもちろん一切利用しませんし2週間程度経過後は責任を持って廃棄します。


つまり、


感染者が出るかもしれない。

その時に適切に対応できるイベントですので独自の対策をとって参加してください


ということです。


以上のことを踏まえて、久しぶりのマジックライブ「denki」にご予約ください。

どんな時代になってもマジックは目の前で楽しむのが1番です。


三瀬賢太