愛媛県でも感染者が出たと言う報道が出てくるようになってきました。
全国的にも感染者が急増している状況です。
もちろん検査数や検査基準が変わっていることも考慮に入れれば感染者数をそのまま判断材料に出来ないことは明らかですが、不運にも重症化している人数も少しずつ増え始め医療体制の圧迫の面からも完全無視放置イケイケドンドンの状況とは言えないと思います。
僕はマジシャンですし、芸人ですし、表現者の端くれとしてやっていいなら毎日ライブをしたいし沢山の人に見て欲しい。
ある程度の「ルール、基準」を持ってないとリスクを目をつむりがちな立場です。
だからこそ現段階で開催について考えていることを記しておきます。
まず、「現段階で開催予定かどうか」ですが、
開催します!
現段階では中止は考えていません。
もともと東温アートヴィレッジセンターのガイドライン作成に関わった時から感染者が出ることを想定して文章を作っていました。
これは感染する人を不運と切り捨てるためじゃありません。
感染自体を防ぐことは難しいからこそ感染者がなるべく重症化しないように、医療体制を圧迫して本来助かる人に対する新型コロナウイルス以外の人へのリソースが奪われないようにすればある程度のウイルスとの共存が必要なのではないかと言う考えからです。
そういった考えから、愛媛から感染者が出たことを理由に中止にすることは考えていません。
むしろ感染者が0人でも中止にしないといけない状況になれば中止にします。
これからどういった場合に中止にする可能性があるかについて書いていきます。
1.関係自治体から自粛要請があった場合
これが1番ありえる可能性だと思います。
私はフリーランスですが東温市地域おこし協力隊として自治体との取引もあります。
少ないながらもアートヴィレッジ構想に影響を与えるような企画を運営している以上、例えば東温市から要請を受ければそれは中止する理由に十分になるということです。
2.愛媛県の対応方針が「感染対策期」に引き上げられた場合
この場合は東温市から要請がない場合でも自主的に中止にします。
まぁ愛媛県と東温市の方針が前後するとしたらむしろ東温市の方が先に警戒レベルを引き上げるような気がしているのですが基本的には自治体の方針に従うという方針です。
3.非常事態宣言が発令された場合
わざわざ書き分ける必要があるのかって話ではあるのですが積極的な外出の自粛が求められれば開催できません。
今回の企画は少人数ですし感染のリスクはかなり低いとは思うのですが観劇というのが「見てる人の気持ち」にも大きい影響を与えます。
見てる人が安心して楽しめない状態というのは本意ではないですし、国からの要請があればたとえ強制力はないとはいえ遵守することが大切だと思ってます。
とにかく現段階では開催する予定ですし、予約は絶賛受付中ですしマジックも練習しています。
正直中止になるかもしれない作品の準備というのは本当に心を強く持っておかないとやられそうなのですが今年はホントにしんどいことが多いです。
さて、「開催するとなった場合どのような感染対策を実施するか」について話していきたいと思います。
1.演者、スタッフ、観客全員のマスクの着用
これでかなりの感染リスクが防げると思っています。
現段階で判明してるだけでも感染経路は飛沫によるものです。
1メートルの距離を開けた上でマスクをつけた状態で飛沫が飛ぶ可能性はかなり低いといえます。
状況によれば演者のマスクを外すことを検討したのですが、若干マジックショーの依頼が戻りつつある今、感染者が出てしまったときのことを考えると私自身からの飛沫も徹底的にカットするべきと考えました。
2.カードを引いてもらう、道具を手に取って確かめる等の接触の必要なマジックを採用しない
クロースアップマジックの醍醐味の一つなのですが今回はやりません。
飛沫は防げても付着したウイルスを触ったてで粘膜を触れてしまうリスクを防ぐためです。
そうなるとクオリティの低下が考えられるかと思いますが、今までも「シュレディンガーの箱式」や「月を読む」でそういったマジックの掘り返しを行ってきてました。
ですからそこまでクオリティが下がるとは思っていません。
むしろ今だからこそ採用されるマジックが見られるのではないかと思っています。
3.入場前の検温と風邪の諸症状がないことへの宣誓をお願いする
これに関しては感染を1番広げてるのは無症状で活動できている人の割合が大きいことは分かっているので最善の対策とは言えないかもしれませんがしかしながら既に症状が出てしまっている人はリスク管理のためにも今回は入場を諦めていただくということです。
もちろんスタッフ、演者も検温をしさらに道具や机、椅子等の消毒も行います。
4.出演者、スタッフ、お客様の個人情報の管理
風邪の諸症状がないことの宣誓に加えて個人情報を記入していただきます。
方法としては直接筆記具での記入も準備しておきますが、個人的にはSNSのダイレクトメール等のデジタルデバイスを活用していただけると接触リスクをさらに抑えられるかと思います。
集められた個人情報は感染者(全力で防ぎたいところですが)が発生した場合に感染爆発を防ぐために利用させていただき2週間〜1ヶ月を目処に安全に破棄させていただきます。
以上が現段階で決めていることです。
どうにか開催されて欲しいです。
そりゃみんなに見せたいですよ。
だからこそ、誠実に。
持続可能な安全対策で。
ご予約お待ちしております(現段階で)
https://www.kobayasiraita.com/nextlivedenki1/
三瀬賢太
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